2022.02.23
不審者がやってきた!

2月23日午後2時頃、エルサ木倉教室に不審者が現れました。
正面ドアから入ってきた人物は、職員の呼びかけにも答えず、
部屋の中を見回しながらどんどん部屋の中に進んできます。
押し戻そうとする職員、警察に通報しようとする職員、
「緊急!ついてきて」の合図に気がついて避難する子どももいれば、タブレットに夢中で異変に気づかない子もいます。
中には、座り心地のいい椅子で眠っている子も!
それでも職員は、不審者の様子をうかがいながら子どもたちを誘導し、
子どもたち全員の無事を確認しました。
身体を張って奥への侵入を食い止めた職員のおかげで、不審者は、駆け付けた警察に連行・・・。
・・という、「不審者対応の避難訓練」のお話でした。
二日連続の訓練に向けて、職員は時間をかけて打ち合わせを繰り返しました。
来客(不審者)を対応する係、「緊急」カードを見せる係、警察に通報する係、子どもたちを誘導する係、避難する部屋の施錠をする係・・
役割分担していくうちに、
「もし、〇〇だったら?」といくつもの場面が想定され、職員たちもあらためて不審者への恐怖を認識しました。
訓練では、押し入ってきた不審者の圧におびえて、役割を忘れてしまう職員もおりました(笑)
まさか自分のまわりでこんなことは起きない!と、ついつい考えがちですが、
避難訓練を通して「もしもの時、子どもたちを守る」ことを忘れてはいけないと職員みんなで話し合いました。
肝心の子どもたちは、職員よりも落ち着いて避難ができていました。
今日の訓練のこと、
そして、世の中には不審者が起こす不幸な事件があることを、
子どもたちも忘れないでいてほしいと思います。